大気造水機は…
水源(海・河川・湖沼・地下水等)やインフラ(電力・配水管等)が無い場所でも、いつでも安価な水を大気から大量に取水することを目的としています。
造水の原理
大気から水を抽出する原理は、物体を冷やすと表面に水が付着する自然現象(結露)であり、この現象を高度に応用しています。(※下図は概念を説明するものであり、現品とは異なります)
造水機の必須要素
(上記概念図を基に説明します)
- 金属板
材質は熱伝導性良好なアルミニウムとし、長期の耐用年数を満たすため(30年以上を想定)、アルマイト被膜と他の保護膜の複合重層としています。また、必要水量(=ユーザーニーズ)に合わせて面積(=枚数)を増やし対応するものです。 - 除水装置(例:ワイパー,エアブロー,超音波など)
量産品はエアブローユニットを採用。
一般的なワイパーでは異物混入、摩耗による耐用年数が期待できないため、非接触機構としています。 - 冷却装置
市販空調機(室外機)同等品を搭載。 - 制御装置
自然エネルギーと市中電力を併用可能とするため、インバータ制御としています。 - 電力
主に太陽光発電を利用。 - 貯水タンク
容量はユーザーニーズに合わせます。通常は半日分以内の容量を想定。 - 送風機
新鮮な空気を取込む(機内の空気と入れ替える)ものです。
水量を極大化する方法
- 金属板①を冷却し、経過時間と結露した水量を測定すると、図2に示すような放物線状になります。
- 放物線を見ると、初めは直線状に増量するものの、一定時間になると増量がにぶり、やがて増量停止(=飽和状態)となります。
本研究による発見・発明のポイント
飽和直前の急増量直線域で、金属板の表面に付着した水膜を除去すると、水量最大化が図れます。(特許取得済み)
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